僕のなんでも図鑑~Bouken27’s diary~

僕の発見したものごとをなんでも図鑑にしていきます。

No.24 石鹸

名称 石鹸
分類 製品-生活用品
特徴 手のひらに乗るサイズの洗浄剤。水につけて擦
   ると泡がたつ。
希少性 ★3/10

【石鹸概要】
一般的には、牛脂・羊脂・豚脂・硬化油・ヤシ油・綿実油などを適当に配合した油脂を水酸化ナトリウム溶液で「鹸化(けんか)」することでつくる。市販品のほとんどはいわゆる「石鹸工場」で作られている(Wikipedia)

【石鹸の歴史】
石鹸の歴史は紀元前3000年代に始まるといわれている。
古代から水だけで落ちにくい汚れに対し、粘土や灰汁、植物の油や種子などが利用されていたが、やがて動物の肉を焼くときに滴り落ちた脂肪と薪の灰の混合物に雨が降り、アルカリによる油脂の鹸化が自然発生して石鹸が発見されたと考えられている。石鹸の「鹸」は「灰汁」や「塩基(アルカリ)」を意味する字であり(鹸性=塩基性アルカリ性)、石鹸を平たく解釈すれば「固形塩基」「固形アルカリ」となる。
日本には安土桃山時代に西洋人により伝えられたと推測されている。最古の確かな文献は、1596年(慶長元年8月)、石田三成が博多の豪商神屋宗湛に送ったシャボンの礼状である。
最初に石鹸を製造したのは、江戸時代の蘭学者宇田川榛斎・宇田川榕菴で、1824年(文政7年)のことである。ただし、これは医薬品としてであった。
(Wikipedia)
自然発生した経緯はなんだか神秘的に思える。けれどこれを初めて使ってみた人は何者なんだ?。汚れがよく落ちる謎の物質として捉えていたのだろうか。そもそも古代の水ってきれいだったのだろうか。また衣服の清潔さってどれほど保たれていたのだろうか。古代の人の考える汚れってどれだけのものだったんだろう。古代の人がどれだけ石鹸洗っても、今の価値観では間違いなく汚れていると判断するんだろうな。

【終わりに】
石鹸の歴史は古いけれど、日本に来たのは江戸時代直前で、それから200年くらいは製造されていなかった。貿易はしていたのかもしれないが。。
石鹸のなかった時代を想像してみると、さっぱりしなかったのでは思える。汚れって昔は泥とか、工場の油汚れとか、火おこしの煤とかだったんだろうけど、今はサラリーマンの汗とかだからな。用途は同じだけどレベル感はだいぶ変わっている。石鹸の気持ちになると昔と比べて今は汚れの落とし甲斐はなくなってしまったのかもね。

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