僕のなんでも図鑑~Bouken27’s diary~

僕の発見したものごとをなんでも図鑑にしていきます。

No.5 電卓

名称 電子式卓上計算機(電卓)
分類 機械-計算機
特徴 ソーラーパネル付。早打ち可能なタイプ。
   14桁まで入力可能。手のひらサイズ。F、5/4
   の区切りスイッチがついている。
希少性 ★3/10

【デンタクという名称】
でんたく。計算機の電子式のもの。正式名は結構長いのね。卓上というところが引っ掛かる。卓上じゃない計算機があったってことなのか?電卓(でんたく)が電計(でんけい)とならなかったところに強い意志を汲み取らざるを得ない。

【電卓がなかった時代は?】
電卓が開発される前まではそろばん、計算尺、が第一線で活躍していたようです。昔は大変ですね。その後、手動式加算機、機械式計算機、電動式計算機が使われたとのこと。
…まだ卓上じゃないってことらしい…

【初期の電卓】
1962年に世界初の電卓が開発される。
初期の電卓は卓上とは言うもののまだデカイ機械で15㎏あったそうです。。
そんでもって値段は1,000$。ホントに高価なものだったんですね。。

【どうやって小型化・低価格化したんだよ】
ワンチップLSIのおかげってこと。このチップの開発がまず小型化を実現し、チップの改良競争の末低価格化が実現された。わずか20年で25㎏から12gまで小型化されたとのこと。

【やりすぎ】
シャープとカシオの電卓薄型化競争が激しく名刺サイズまで薄型化されたとのこと。最終的に薄さ0.8ミリの電卓が作られて終止符が打たれる。(カシオ:SL-800)
両社の面子をかけた競争で開発者の熱意が強すぎる。やりすぎっしょ。。

【最後に】
電卓をめぐる歴史に凄まじい熱意(狂気?)があることがわかった。そのおかげで、安くて良質な電卓が使えることに感謝。


(参考)http://www.dentaku-museum.com

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