No.15 フォーク
名称 フォーク
分類 製品-食器
特徴 食べ物を刺したり、押さえたりする食器。先が
三つ又、四つ又になっている。
希少性 ★1/10
【起源】
紀元前2000年頃の中国では餐叉(さんさ)と呼ばれるフォークと同じ形状の物が使われていた。
古代ギリシャでは給仕用として用いられていた。ローマ帝国では青銅や銀のフォークが使われたが、その使用法は地域、社会階層、食物によってばらばらだった。(Wikipedia)
【ヨーロッパでの広がり】
フォークが導入されるまでは、西ヨーロッパではスプーンでスープを飲み、ナイフで肉を切りながら、主に手づかみで食べていた。
1770年のナポリの国王がスパゲッティを手で食べていた姿が見苦しかったため、四つ又のフォークが開発されたとのこと。
【終わりに】
フォークは肉をさして食べるのはもちろんだけど、もともとら細長い麺類を食べるのために開発された食器であることがわかった。
箸、スプーン、フォークといった万能な食器があることで忘れがちだが、食事に合わせて食器を作るということがあってもよいのかもしれない。
フォークはまさに食べ物に合わせて作られた食器。食事の変化(進化)の方向性の一つとして新しい食器の開発があってもよいのかもしれない。
(参考)Wikipedia