No.12 箸
名称 箸
分類 製品-食器
特徴 二本で一セットの棒。食事をするときに使用す
る道具。東アジア地域を中心に広く使用され
る。口の中を傷つけないように表面を削るか漆
などでおおわれている。(Wikipedia)
希少性 ★1/10
【世界と箸】
世界の人の約3割が箸、4割が手で、残りの3割がナイフフォークスプーンで食事をしているとの統計があるらしい。これは食物の違いや調理法に起因しているらしい。粘りけのある米や麺類は箸を使うことが多い。
『孟子が「君子厨房に近寄らず」(君子遠庖廚)の格言に基づき、厨房や屠畜場でしか使わない刃物の、食卓上での使用に反対した。そして料理はあらかじめ厨房でひと口大に、箸にとりやすい大きさに切りそろえられ、食卓に出されるようになったので、箸が普及していったと言われる。西洋料理の食卓でフォーク・スプーンとともにナイフが使用されることとは対照的である。また、切りそろえる必要性から箸使用文化圏とまな板を常用する文化圏はだいたい一致している』(Wikipedia20200611)
箸で食べれるように、食べ物を小さくする必要があったということか。料理の際には、まな板を使うのが当たり前の日本だけど、まな板を使わない国・地域があるのか。。
確かに、アメリカは箸でつまんで食べれるものがあまりない気がする。アメリカ=フライドチキン、日本=からあげ。包丁・まな板を使わないのには、箸がある・なしが影響しているのかも。。箸があることによって一つ縛りができてしまっているのか。。?
【終わりに】
箸について調べたら、やはり食文化的な話に行き着いた。箸がある地域の食事は、箸で食べることが前提として料理が設計されているみたい。だからでかい料理はないし、そもそも一口サイズの料理が多い。
ふと、、箸文化圏では、刺身は当然切り身で出てくるけど、ナイフ・フォーク文化圏なら、ステーキみたいに自分で切って食べる方がしっくりくるのかなあと思ったりする。
(参考)Wikipedia
No.11 ボールペン
名称 ボールペン
分類 製品-精密機械-文房具
特徴 ペン先に小さな鋼球を内蔵し運筆とともに回転
することで軸内のインクを滲出させて筆記する
構造を持つ筆記具。精密機械であり、文房具の
一種。(Wikipedia)
希少性 ★1/10
【歴史】
ビーロー・ラースローが開発し、1938年にイギリスで特許を取得。初期のボールペンはペン先のボール部分からのインク漏れがあったらしい。インクの種類は油性→水性→ゲルと進化してきている。
ボールペン前時代は、万年筆やつけペンといったものが使われていた。現代では、万年筆は高級品だけれども昔は普通だったんだよな。こんど昔を知る人にボールペンとの出会いを聞いてみることにしよう。
【ボールの材質】
ステンレス、超硬合金、セラミックス、人造宝石が使われている。ステンレス以外聞き馴染みがない。。まだ知らない分野・カテゴリーとの遭遇。一旦逃げます。物質群達は別の機会にしっかり調べます。
人工宝石(ルビー)は摩擦が少ないため高級ボールペンに使われるんだとか。これからはボールペンのペン先に注目していこうと思う。
【最後に】
ボールペンは精密機械。ボールペンの先端には高度な技術が結集している。文字を書きたいときにすぐかけるのは素晴らしいこと。ボールペンはどこでも安く買える。裏を返せばそれだけニーズがある有能なものなのだと思いました。
(参照)Wikipedia
No.10 クリップ(ゼムクリップ)
名称 クリップ(ゼムクリップ)
分類 製品-文房具
特徴 クリップ (clip) は、つかんで留め置くための器
具。主に紙を留める文房具。針金を細長い楕円
形に丸めたもの。少量の書類を束ねるのに使わ
れる。
希少性 ★2/10
【ゼムクリップとは】
イギリスで1890年頃にゼム・マニュファクチュアリング・カンパニー (The Gem Manufacturing Company) が発明した。(Wikipedia)
【クリップがなかった時代】
クリップがなかった時代はおそらく紐で縛っていたんだと思う。そもそも一枚ずつの書類を扱うことってあまりなかったのかな。
書籍はあっただろうから、冊子状のものに文書はまとめていたんだろう。ノートブックとか。昔は巻物というものががあったし。。紙を留める必要があるのは、バラバラだから。昔はルーズリーフみたいな書類は少なかったんだろうと思う。
【クリップの形】
細長い渦状の丸。クリップと言えばこの形一択。シンプルな形で無駄が一切ない、感じがする。。生まれてから100年以上形が変わらないということは、変えようがないからとも言えるな。
文書が紙からデータに移行された時代であっても、データを束ねる?ときにはクリップのアイコンが残ってて欲しい。
メールには添付ファイルのマークでクリップが使われているけれども、今後はクリップのマークではなく、添付ファイルのマークとして認識する若い人が出てくるんだろうな。だいぶ先だと思いますが。
【終わりに】
クリップもまだ100年ちょいの歴史ということがわかった。独特な形で書類文化がなくなると共になくなってしまうのかと思うと寂しいですね。。
(参考)Wikipedia
No.9 柿ピー(柿の種&ピーナッツ)
名称 柿ピー(柿の種&ピーナッツ)
分類 食物-お菓子
特徴 米菓。ピーナッツと合わせて袋詰めされてい
る。楕円形、柿の種子の形に見えることからこ
の名前がつけられた。ピリ辛でお酒のつまみと
してもよく出てくる。
希少性 ★4/10
【名称について】
柿ピー。柿の種とピーナッツ。本物の柿の種子を観察したことがないからわからないけれど、本当にこんなに細長いのだろうか。
柿の種とピーナッツを合わせて提供したのは諸説ある。①帝国ホテルが酒のつまみのピーナッツに日本ぽさのあるものとして柿の種を添えた、②亀田製菓の直売所で思いつきでピーナッツと一緒に食べたというものがある。
【形について】
今井與三郎(浪花屋製菓創業者)が1925年に命名し販売した。もともとは、小判型の金型で型をとっていたが、妻がうっかり金型を踏み変形させてしまい、その型が直らず歪んだままつくったのが始まり。
妻の失敗を金型をが歪んだまま使うことで、ヒットさせた與三郎さんはすごい。そのとき妻のことは責めなかったんだろうなと懐の広さを感じた。
【比率】
亀田製菓は従来の「柿の種6:ピーナッツ4」から「柿の種7:ピーナッツ3」へ2020年6月から新黄金比として販売するとのこと。
比率が変わると味は変わるのだろうか。一袋単位で比率が決まっていたとして、食べてる最中にわかるのだろうか。
食べ進めるとあれれ?ピーナッツもうない。。となるのか。それともちょうどいい。。となるのか。
従来の6:4の比率がどれほど体に染み付いているか(いないのか)、今後新しい7:3柿ピーを食べてるときにの比率を体感したいと思った。
(参照)
・Wikipedia2020年6月8日参照
・亀田の柿の種HP https://www.kakitane.jp/
No.8 ヒメジョオン(姫女菀)
名称 ヒメジョオン(姫女菀)
分類 植物-キク科-ムカシヨモギ属
特徴 よく見かける雑草。ハルジオンとよく似てい
る。初夏から秋にかけて花が咲く。種子の寿命
が35年あり繁殖力が強い。
希少性 ★2/10
【見た目】
お花の第一印象は花びらが多いこと。花占いをやると時間がかかりそう。。真ん中の黄色い部分は菊っぽくてキク科なのは納得できる。よく見かけすぎてありがたみはない。
【雑草として】
国立環境研究所の侵入生物DBに載っている外来種で、北アメリカ原産。
外来種ってなんでこうも強いんだろうか。アメリカとかアフリカとかだいたいその辺の生物に侵略されている気がする。侵略されてる意識はなかったんだけども。
人種的に海外勢に敵わない部分があるのは、遡ると植物の時代からってことなのか。
繁殖力が強くて増えすぎると駆除の対象になるのはかわいそうにも思う。希少性だけが価値を定めている。人間は増えすぎているけど。。
【最後に】
ヒメジョオン。よくみかけるやつは、外来種かもしれない。かわいい花が咲くけど侵略生物って言われてそのギャップがなんか怖くておもしろい。こう思うのっていいこと?
No.7 紫陽花(あじさい)
名称 紫陽花(あじさい)
分類 植物-アジサイ科-アジサイ属
特徴 緑の濃いしっかりとした葉っぱ。花のように見
える部分は、萼(がく)で真ん中の丸い部分が
花。
希少性 ★4/10
【花の色】
青、紫、ピンクと色が変わるため、七変化とも呼ばれる。なぜ、色が変わるかというと土の酸性度が関係しており、酸性なら青、アルカリ性なら赤になると言われている。
(参照)Wikipedia
【雨と紫陽花】
雨が多くて憂うつなときに、気づくとたくさん咲いている。駅までの道のりには必ずいるよね。
梅雨の雨に合わせたような青い花が寂しいような悲しいような感じがします。お寺によく生えているのはこういう控えめなイメージが強いからか。。?
【丸い】
紫陽花はたくさんの花が、丸い花束状になっている。花達が規則正しく丸くなるのはふしぎ。ボリューム感があってお得?だよね。
No.6 麦茶
名称 麦茶
分類 飲食物-飲物
特徴 茶色。大麦を焙煎して煮出した香ばしい飲み物。カフェインゼロ。
希少性 ★3/10
【麦茶ってなんなのさ】
大麦を焙煎したものを煮出して作るお茶のこと。現代だと水出しやお湯出しなどがあり、好みに合わせて作り方を変えると良いとのこと。
緑茶やウーロン茶は茶葉にカフェインが含まれるが、麦茶は大麦のお茶なのでカフェインが含まれていない。
【麦茶と私】
今までで一番よく飲んだお茶だと思う。我が家では、麦茶パックをポットに入れて水出し麦茶を年中精製して飲んでいました。冷えた麦茶を風呂上がりに飲むのは日課だったなと。今はお茶といったら熱い紅茶一択。麦茶はペットボトルで飲むことが多くなりました。
【海外から見た麦茶】
日本のドラマやアニメで出てくる茶色い謎の飲み物。ウイスキーと思ってる人もいるらしい。オンザロック。
【まとめ】
麦茶は日本の文化になっている。オンザロックでガブガブ飲もう。カフェインゼロで安心。。?カフェインって体に悪いの?
カフェインについてはまた別の機会に知らばることとします。
カフェインについて考えるきっかけをくれてありがとう。麦茶に感謝。
No.5 電卓
名称 電子式卓上計算機(電卓)
分類 機械-計算機
特徴 ソーラーパネル付。早打ち可能なタイプ。
14桁まで入力可能。手のひらサイズ。F、5/4
の区切りスイッチがついている。
希少性 ★3/10
【デンタクという名称】
でんたく。計算機の電子式のもの。正式名は結構長いのね。卓上というところが引っ掛かる。卓上じゃない計算機があったってことなのか?電卓(でんたく)が電計(でんけい)とならなかったところに強い意志を汲み取らざるを得ない。
【電卓がなかった時代は?】
電卓が開発される前まではそろばん、計算尺、が第一線で活躍していたようです。昔は大変ですね。その後、手動式加算機、機械式計算機、電動式計算機が使われたとのこと。
…まだ卓上じゃないってことらしい…
【初期の電卓】
1962年に世界初の電卓が開発される。
初期の電卓は卓上とは言うもののまだデカイ機械で15㎏あったそうです。。
そんでもって値段は1,000$。ホントに高価なものだったんですね。。
【どうやって小型化・低価格化したんだよ】
ワンチップLSIのおかげってこと。このチップの開発がまず小型化を実現し、チップの改良競争の末低価格化が実現された。わずか20年で25㎏から12gまで小型化されたとのこと。
【やりすぎ】
シャープとカシオの電卓薄型化競争が激しく名刺サイズまで薄型化されたとのこと。最終的に薄さ0.8ミリの電卓が作られて終止符が打たれる。(カシオ:SL-800)
両社の面子をかけた競争で開発者の熱意が強すぎる。やりすぎっしょ。。
【最後に】
電卓をめぐる歴史に凄まじい熱意(狂気?)があることがわかった。そのおかげで、安くて良質な電卓が使えることに感謝。
(参考)http://www.dentaku-museum.com
No.4 ドクダミ
名称 蕺草(ドクダミ)
分類 植物-ドクダミ科-ドクダミ属
特徴 暗い印象の葉っぱ。名前のからの印象でイメージはあまりよくない。湿り気のある公園の端の方によく自生している。
希少性 ★1/10<名称について>
毒を抑えることを意味する毒を矯めるからドクダミと呼ばれるようになったのが通説とのこと。wikipedia
ドクダミ自体に毒はない。
爽健美茶の歌にトップバッターで出てくるので、悪いやつではないことはわかってるつもりだけれど、自生してるのを見るとなんか避けちゃう。葉っぱの色が濃い緑(暗い)なので邪悪な印象になっちゃうのかなぁ。
繁殖力が強くて、だいたい足元に見つけると大量にいることが多い。お茶とか薬とかに使えるみたいなので、もっと日の目を浴びてもいいと思うのですが。。
No.3 おにぎり
名称 御握り(おにぎり)
分類 食べ物-和食-軽食
特徴 米を三角に握ったもの。海苔を巻いて食べる。中に入れる具材によって好みが分かれる。
希少性 ★1/10
呼び方について
おにぎり、おむすび、握り飯の3パターンがあります。どれも米をまとめたものを指す。呼び方には地域があるとかないとか。
詳しいところは、一般社団法人おにぎり協会が解説してくれています。
私自身は、おにぎりと呼んでいます。(神奈川県出身)
英語だとrice ballというけれど、ずっとボールじゃないんだよなと思ってます。だって三角じゃん。。
私のお昼ごはんは毎日おにぎり一つ。ここ4年くらい味を変えながら。おにぎり最高。
No.2 躑躅(ツツジ)
名称 大紫躑躅(オオムラサキツツジ)
分類 植物-ツツジ科-ツツジ目
特徴 歩いていればすれ違うほどよく見かける。花はキレイ。住宅街、森の中に生えている。
希少性 ★1/10
ツツジはよく見かけるけれど素通りしてしまう筆頭。こんなにきれいに咲いているのに。。
中でもオオムラサキツツジはよくみるやつ。咲いている花は蛍光ペンみたいな色してるなと。調べてみるとツツジは花の色で名称が決まっているようです。薔薇の名前と違ってわかりやすい。
水戸の偕楽園で見たツツジは、とても美しかったことを今でも覚えています。いつかまた見に行きたい。
漢字で書くと「躑躅」。難しすぎる。。読めません。身近な存在なのに知らないことが多いこと多いこと。観察していきたいです。